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Nexus7を持ってアウトドアへ行ってみた
歯止めの利かないハイテックなアウトドア、Nexus7編

実は、新型のNexus7(2013)を昨年末に購入している。そもそも、私は20年来のAppleユーザであり本当は、iPad miniが欲しかったのだが、値段が高いのに電子コンパス機能がないことが、決定的な理由だった。とは言いつつも大変迷ったことも事実で、比較経緯と半年程使ってみた感想などを書いてみる。

Nexsus7写真はNexus7(2013)white32Gに、普段は白いレザーケースを使用している。ケースを選ぶ際にも気を付けないといけないことがある。

  1. 必ず専用ケースにしたほうが良い、コネクタや背面カメラ、マイクの位置が確実に整合していないと、とても不便だ。
  2. オートスリープに対応していること、これはカバーを開けばスリープから起動し、閉めれば自動的にスリープになる機能で、あると無いでは大違いだ。
  3. 確実にカバーがカチッとロックできること、でないとオートスリープが誤動作してバッテリーがすぐに消耗してしまう。
  4. 新幹線などの移動中に動画やDVDを見るなら角度調整のできるスタンド機能も便利だ。

私の場合、ペルソナ図鑑による「Nexus7男子」にかなり近しいギークであることは否めないが、携帯電話は仕事上、あくまで「電話」が主軸用途、遊びの要素は皆無のハードユースツールであり必ず繋がる連絡手段であることが第一優先、タフでシンプル、バッテリーが長持ちするフィーチャーホン派である。
モバイルツールとしては出張用のネットブックも持っていて、かなり以前からiPod touchも所有していた。こちらは音楽プレーヤーとして購入し利用していたのだが、タブレットって面白いかもと思ったのは、もともとiPod touchによるところが大きい、ウェザーニュースに、乗り換え案内、ぐるなびに、じゃらん、ボイスレコーダなど、こりゃーいろいろ使える、その昔、マイクロソフトに駆逐されたマッキントッシュの秀逸アプリ達が戻ってきたみたいだ。
しかしながらiPod touchには、加速度センサやWiFiによる位置情報以外のセンサ機能が搭載されていないため、AR系アプリがほとんど動かない。やってみたいと思ったのは、トレッキングやアウトドアフィールドでのGPSマップナビゲーション、AR(拡張現実)を使った山座同定や、高山植物の花図鑑など、いろんな外遊びの楽しみが広がるんじゃないかと妄想が膨らみ、もう止まらない。

最近、ファブレット端末も出てきたが、雑誌を読みたいとか、広域の地図を確認したいとか、移動中にDVDも見たいとなれば、やはり7インチタブレットがベストプラクティスかなとか。さらには、iTunesはマストな存在、Nexus7の購入に踏み切った理由のひとつに、PCのiTunesと同期できるiSyncアプリの存在は大きかった。

さて、iPad miniと、Nexus7の比較だが、
iPad miniの良い点

  1. iOSの権限構造とストアの管理機能により、Andoroidよりはセキュリティリスクが低い(セキュリティアナリスト萩原先生の受け売り)
  2. デザイン、機能、直感的な操作性、やっぱり洗練されている

各々のマイナス面もあげてみる。
iPad miniに決定的なのは、電子ジャイロコンパス機能がないってことだが、もうひとつ、iPad miniは、出かける際にファイルやデータを転送したいと思っても、基本的にPCと直接つなげてのファイル転送ができない(PCのiTunesかクラウドストレージ経由)ため、とてもまだるっこしい。

Nexus7の良いところ

  1. 自分流にどこまでもカスタマイズできるので、かなりギーク好み
  2. USBケーブル接続でPCとファイル転送ができる(おかげでセキュリティリスクもあるが…)
  3. SIMフリーの格安パケットプランが利用できる
  4. iPad miniより、ずいぶん安い

残念なところとしては、iOSのアプリで「花しらべ」という高山植物をカメラで撮ると名前を検索してくれるすぐれものアプリがあるが、Andoroid版がない。アウトドアフィールドユースにとって、これは痛い、今後の対応に是非、期待したい。

さて、Nexus7を購入して、入れ込んだフィールド用アプリもちょとだけ紹介しよう。

スクリーンショット

  • 山旅ロガー:GPSでトレックログを記録してくれる省電力なアプリ
  • 地図ロイド:オフラインでも表示できる地図ソフトで山旅ロガーと連携できる
  • GPS Status:GPS衛星の補足情報を確認できる
  • 山と高原地図:昭文社の登山・ハイキング地図でGPSとも連動できる
  • 山カメラ:位置情報と方位からカメラ画像に山の名前を表示してくれるARアプリ
  • My Tracks:GoogleMapのトレックログアプリ、街歩きやウォーキングならこっち
  • Runkeeper:トレイルランニングやMTBなどの詳細ログや消費カロリー記録など
  • Compass:滑らかな動作の電子コンパス

もちろん、そのほかにも交通アプリだの、お天気アプリだの、温泉グルメだの便利なツールを入れ込むが、気を付けないといけないことがある、特にウィジットと呼ばれる常駐アプリはメモリも占有するが、知らない間にバッテリーをバンバン消費する。見た目のカッコ良さよりも、本当に使えるツールか見極めよう。
そのためには、タスクマネージャ系のユーティリティを入れて、バックグランドでやたらに動きまくってる邪魔アプリを見つけること、これらを無効化もしくは切ってしまうと動作もサクサク、驚くほどバッテリーが長持ちする。

試しにNexus7を持って、角田山へ行ってみた。
毎年、山始めの足慣らしに行くことにしている、雪割り草とカタクリの群生がみごとな定番コースで、桜尾根から山頂を超え展望台でお昼を食べて、灯台コースで帰る日帰りトレッキングは、首都圏からもたくさんの団体さんがバスでやってくる人気の花名山である。

スクリーンショット

キャプチャー画像を見ていただくと、準天頂衛星「みちびき」に対応しているおかげと思うが、GPSログはとっても滑らかで正確にトレースできており、ガーミンとそん色ない精度であることが確認できた。また、GPSを使った高度計測も、海抜0mから出発し山頂の標高が481mだから、使える精度で記録されていることが分かる。気がかりだったバッテリーの消費だが、機内モードにしてWiFiとか余計なアプリを切っておいて、連続7時間程度トレックログを記録し時々地図を開いたりしてみたが、たった7%しかバッテリーを使わなかった、どんだけ長期間の記録できるのか想像できない。

トラベルポーチ

写真は、山行き用へ持ち出す際に利用しているケースで、ホグロフスのトラベルポーチだが、Nexus7にジャストサイズで多少の雨でも大丈夫、背面には若干のクッション素材も張ってあり、何ともピッタシで見つけた時には、とてもうれしかった。
ところで、ガーミンGPSの日本語地図版が4万円から6万円するのに、Nexus7なら2万円で且つ7インチディスプレイですよ。いいよねっとさん、どーしましょ!
あと、山屋の店員さんでもアウトドア雑誌でもそうだが、紙の地図と磁石コンパスが読めないととか、電子機器は万一のときに困るとか、懐古思考たっぷりで、あなた達は、ほんとは試してみたことがあるのかと聞いてみたい。

んでもって、今度行くときはガーミンにしようか、Nexus7にしようか…ちょっと重たいしなー、どっどうしよう。