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越後駒ヶ岳の山麓と岩山を流れる水無川のとっておきポイント

その昔、ある高名なお坊様が旅の途中、山間の村落に立ち寄った際、村人にむりやり逗留させられ酒や自慢の川魚料理を強要、食べさせられてしまいました。そのお坊様が村を去る橋の上で何やら念じると、豊かだったその川はそれからまったく水が無くなってしまったとさ。

そんな言い伝えを聞いたことがあります。ばあちゃんは弘法大師だと言っていたような気がしますが、どうなんでしょうか? 現在、この水無川の中流から下流は、普段、水がぜんぜんありません。
しかし、その上流部は、原始の川の様相そのままに、これが川の源流だといわんばかりに自然な流れを保っています。ほんとに、あんまり人に教えたくない場所なんだけど、例によってどんどん立派な散歩用?道路が切り開かれ、これでもかってほど砂防ダムが造られ、十二平、千畳敷き岩付近は既に見る影もなく、水無川が渓谷と呼べるのは、あと数年でしょう。
やっぱり、無惨になる前に教えちゃいましょう。

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南魚沼市(旧大和町)の水無川の上流部、越後駒ヶ岳の山麓周辺は、紅葉トレッキング、MTB、渓流釣り、フリーのオートキャンプ、本格登山を楽しめる内緒のナイスヒーリングスポットでした。

水無川下流、河川敷公園は、お昼を用意して子供と遊ぼうポイント

park_2この写真のように水無川の下流域でほんとに水がないです。でも雨期になればちゃんとあるんだよ!
石だらけで石拾いにきてる人が多いです。何の石かって?秘密です。

この河川敷が整備され公園のようになっています。週末のディキャンプ、バーベキューとか子供と遊ぶには人がいなくてゴミはないし、ふかふかの芝生(手入れされてないので伸び放題)は、ソフトボールを見失うくらいでお昼寝にも最高です。場所は地図を観てね、国道291号線、黒土新田から北里学園方面 へ水無川を下ってすぐのあたりです。

八海山麓MTBコース、地元の奴は誰もいない?

mtb河川敷公園のちょっと上流、荒金という地区の八海山麓スキー場にサイクリングターミナルという施設があって、夏の間スキー場をMTBコースとして解放してくれています。はやりのダウンヒルにとかにチャレンジしてみたい方はいかがでしょうか。洗車場もあるしチームで合宿とかもできるし、時々大会なんかも開催されている様です。他のスキー場もやってくれませんかね?
公式なサイクリングターミナルの情報は、運営してる大和町のページへどうぞ。

ところで、このサイクリングターミナルから水無川上流へ向かってサイクリングロードていうのがあるんです。延々と自転車専用で川沿いをとっても気持ちがいいんです。山の奥まできれいに舗装されていてとってもお金がかかったと思うんですが、如何せん今どきママチャリやスポーツサイクルで仲良くリンリンなんて奴はいませんよね。山道のままならクロスカントリー練習コースとしてとっても面白かったと思うんですが残念です。

フリーキャンプ場、越後三山森林公園

campこのフリーキャンプ場は、けっこうお勧めです。ただし、知ってる人は知ってる! いい場所は早い者勝ちですからね。車で来れるのはここまで、駐車場は50台くらいは入るでしょう。写真の奥にかすんで見えるのが越後三山の一つ日本百名山に数えられる越後駒ヶ岳です。ここに車を停めて前泊し、沢登りで遡上しデトノアイソメから駒ケ岳山頂へ、あるいはクシガハナから駒ヶ岳を踏破し、中ノ岳方面へ縦走される強物も多い様です。

水無川への行き方

マップリンク今回の紹介は、あえて、あんまり住所など詳しく書きません。荒山地区から先は道が細く、かっこ良い大きな車は止めた方がいいでしょう、退避場所にバックできないと普通車でも行き違いはできません。間違っても妙ちくりんなカッコで、ちくのう症訛りの厚底靴では来ないでね!

キャンプ場の脇に流れる水無し川が、とっても川らしくていいんです。水は冷たいし瀬が自然で足を浸けてるだけでホッとしますね。もちろん岩魚もカジカもいますけど宝庫ではないです。とり尽くさないで欲しいと思いますね、それと、きれいな川ふるさとの自慢のひとつです。魚釣りの方、ゴミを捨てないで!ちがった、捨てるな!アホ!

この上流へ行く道は、「この先、事故があっても責任を負いません」とゲートに書いてあります。普通に驚いて考える、道ってなんかあったときに誰かが責任をとってくれるんだっけ? そんなことはさておいて、この先は砂防工事の工事用車両しか入れないそうです。ハイカーとMTBはお構い無しに進むのだ、むろん工事関係者にはお許しをいただいて愛想を振りまきつつ、伊ヶ崎建設の人たちはいつもやさしい、いったい誰の税金で誰のための工事をしてるんだ、通っちゃいけないなんてことはあるはずないと言ってくれました。

とは言え、鉄砲担いだクマ撃ちのマタギさんとか、プロの山菜採りの領域であることは、間違いない。この自然な領域が、このままずっと続くといいなー、と思うのは私だけでしょうか。

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クリガハナ峰とオツルミズサワの滝

越後駒ヶ岳は、まったく険しい岩山です。したがって岩肌をつたう雫は沢となり、峰は日光に照らされるとキラキラと輝きます。それらは、いく筋もの滝となります。越後三山森林公園から駒ヶ岳を目指してほんのちょっと行くと、駒の前衛、クシガハナ峰とオツルミズサワの滝などが見事な景観を見せてくれます。

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水無川の上流部

dsc_0045水無川の様相は、大雨が降ると駒の岩肌が水を含まないためかなりの激流になる様です。渓谷のあちこちに巨大な丸い岩がどっかと居座って、この岩が水流で転がって来たのかと信じがたい大きさです。

沢沿いにどんどん進むと、道路は巨大な雪渓に行く手を阻まれます。これは例年、初夏の頃までは居座って無防備な観光客を足留めしてくれ、また、満足させてくれます。雪渓のトンネルをご覧になりたい方は5月位においでになられると良いでしょう。このおかげで上流部はかなり自然に近い形で嬉しくなるのですが、土石流災害指定の河川となっているため、砂防工事がどんどん進められ、車で奥までいけるようになり、魚も取尽くされて、ゴミを安易に残していく奴とか、無惨な状況となりつつあります。

ともあれ、MTBを車に乗っけてザックにお茶の道具などを詰めこみ山道をかっ飛んで、雪渓もなんのその、千畳敷岩と呼ばれる岩畳あたりまでくれば、石床の流れに身を任せ天然のウオータースライダーを子供のように楽しんだり、小ちゃなおう穴(川底の岩盤などに掘られた円筒形の穴。岩盤のくぼみに入った小石が流れで回転して岩石を削ってできるんだそうです)のお風呂に浸かって頭上を飛び交う鳥たちを眺めながら昼寝もよし、日頃の憂さも晴れようと言うもの。教えてたくないなあ、なんで書いちゃった?

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