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標高は2,145m 山頂部の広大な高層湿原が特徴の日本百名山、苗場山は、花の百名山にも数えられる高山植物が魅力の山岳です。
登山コースはいくつもあって、メジャーなところでは、津南側からの小赤沢コースは秘境秋山郷からの最短ルートと、池糖群が見事な小松原湿原からの長延コースがあります。湯沢町側からは、元橋茶屋付近から赤湯温泉を経由して昌次新道より山頂へ向かう大人向けコース、今回紹介する祓川コースは、かぐらスキー場の和田小屋から4時間程度で山頂まで行け、眺望が良いなど、それぞれに特色のあるコースです。

タイトルマップの軌跡と標高グラフは、町営の林道駐車場から和田小屋、下の芝、中の芝、上の芝、神楽ヶ峰を超えて山頂へ、同じコースをたどって帰るルートとなっています。日帰りはきついと思ってください、山頂の湿原でゆっくり散策するためには、前日、和田小屋に泊まって早朝に出かけるか、そうでなければ山頂の苗場ヒュッテに泊まって翌日、赤湯コースで降りる、とかが大人の遊びにはお勧めです。

祓川コースですが、まず、湯沢町八木沢集落から三俣かぐらスキー場の林道を通って町営駐車場を目指します。これが思ったより遠いというか心配になるほど、どんどん車で相当登ってしまいます。やっと到着する駐車場は100台くらい、きれいなトイレと登山カード記入所があり、ここから登山口と和田小屋へ向かう道路が分岐しているのですが、どっちに行っても和田小屋の前で合流しちゃいます。
再度、登山口から良く整備された登山道へ、梅雨明けまでは虫というか蚊が多いと聞きますし、滑りやすくぬかるんでいるところが多いので、この山は虫除け、スパッツがあったほうが良いと思います。危険なところも少なく、石段や木道などが本当に良く整備されていて、とても歩きやすく快適です。登り始めから神楽ヶ峰までは程よい勾配が続き、なんとも丁度良いタイミングで、下の芝、中の芝、上の芝と休憩と眺望ポイントが整備されており、家族連れのようにペースが違う人たちも、安心してここで落ち合うことができます。

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神楽ヶ峰を越えると、やっと苗場山の山容が見えます。来ましたね、いい感じの稜線、ここから一旦下りとなり、途中で雷清水というおいしい水場がありますので水を補給します。枯れていることは無いそうですが、ちょろちょろですので人が多い時は行列になっちゃいます。鞍部まで下ると、花畑があり春のシーズンは多くの高山植物が楽しめるそうです。

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この先がとっても大変、きつい登りとなります。
体力と時間を温存し、ここを乗り切らないと、山頂の平原に到達することができません。特にガスってるときは、休憩する場所も残りの高度も分からないため、時計を見ながら定期的に休憩するしかありません。上りきれば、天上の楽園が待ってます!ほら着いた。

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本当に、いきなり広大な湿原が広がり、景観が一変します。
山頂部は、ここからすぐ西側へ数分、こじんまりした林の中に廃業した山小屋(遊仙閣)があって、その脇の広場に山頂の標識がありますが、湿原の休憩テラスの方が眺めも良く、そっち方が休憩にお勧めです。また、苗場山頂ヒュッテにはトイレ、テラス、ジュースも売っていますし宿泊もできます。

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せっかく、ここまで来たのだから、是非、山頂部の湿原を存分に散策してください。但し、日帰りの場合は、のんびりしすぎると日没までに帰れません。

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今回の山行は9月の下旬ですので、高山の花々も終わっており、紅葉にもまだ早く、狭間期のためベストシーズンではありませんが、気候も安定して足場も良く、山ガールデビューしたての奥さんと行くのは良い時期だった思います。
ヒュッテに一泊して下山途中の方々と話したら「昨晩は素晴らしい満天の星空に超絶句! 朝は、これまた見事な御来光が拝め、最高だった!」と自慢していました。ちょっとくやしい…

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