魚野通信(2022年8月23日)

もしかしてオニヤンマがいたら、アブとか虫が寄ってこない?
二十年以上も前に息子の夏休み自由研究課題として実証実験をしたときのオニヤンマの模型である。川遊びに行くと、なかなか厄介な問題がある、水が冷たくてとても気持ち良いのだが、水しぶきを上げると必ず寄って来るアブだ。アブや刺し虫を追い払う何か良い方法はないものか、奴らの天敵はなんだろうと思いついたのがオニヤンマだ。確かに同じ場所へ回遊してきては空中でバキッと捕食している、みごとなほどに!もしかしてオニヤンマが近くにいたら、アブとか虫が寄ってこないかも?

よし、本物に見えるリアルオニヤンマを作ろう、それで、一人はオニヤンマを身に着けて、もう一人が少し離れた場所で何もつけない状態で、一定時間待機し交代して、どの程度アブが寄って来るかこないか試したのである。
今見てもかなりそっくりにできていたと思うが、三国川の親水公園での検証結果は散々で、息子が5~6カ所、自分も10カ所以上もアブに刺され、1時間もしないうちにヒィーヒィー言いながら撤退。それでも、たくさんアブを叩きつぶして川の藻屑に、魚に餌を供給してあげたんだと、かみさんには威張ってみたが、馬鹿たれと笑われながらキンカン塗ってもらったものだ。

改めて報告しよう、オニヤンマは、アブや刺し虫などにとっては天敵のはずですが、かれらには天敵の姿形を識別し、身の危険を察知して、回避行動をとるほどの知能はありません。

実は、やっと休みが取れたと久々に息子が帰省してきて、なにやらメモリアルルームから、あれこれ懐かしい物を引っ張り出してきては、かみさんと昔のことをいつまでも話している。だいぶ仕事が忙しいようだが、ちゃんとリフレッシュができたようだ。

ところで、四半期にいっぺんくらいはブログを更新するつもりだったが、春になり雪が解けるとそわそわして、やっぱりそれどころでなかった。
先ずは、うちの庭をなんとかせねばと、石垣の土留めを補修して、隣地きわの水はけを良くするため暗渠排水路構造を模して石と川砂で改修する。伸び放題で何十年もほったらかしの庭木は、どれもかなり強く切り戻し剪定をして、少し樹形を矯正せねばならない。かみさんが、花壇を造りたいというので、草を抜き耕して、苦土石灰と培養土で土壌を改良し石で囲う。ついでに念願だったハーブを植え、シソやアサツキなども少し育てることとした。
庭仕事は、けっこう楽しい。いなかの山野には、そこかしこに自然の草花が自生しており、気に入った宿根草を庭に移植することができる。少し川の上流部にいけば庭石に好適な石拾いができる。図書館でガーデニングと宿根草図鑑を借りてきてプランを創る。今後、しばらく春先は庭いじりになるだろう。

魚沼スカイラインから南魚沼市方面

そうこうしてる間に今年の梅雨は、とっても短かった。だが、ずっと天候は不順で晴れたら猛烈に暑いし、晴れ日は長続きせずに豪雨が断続し、毎日とても蒸し暑い。このため、なかなか本格的な山行きの雰囲気にもならず、熱中症警報の連続で、かみさんから日帰りの外遊び許可もいっこうに出ない。もう、夏がおわりそうだぁ、とほほ。

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